FXをはじめるきっかけ～パート2～

社長（おじさん）の知り合いがFXで5000万！？

おじさんの話しのつづきです。

携帯ショップの仕事終わりに社長（おじさん）が来て

飲みに行こうと誘ってきました。

一見普通の居酒屋でしたが、普通ではありませんでした。

居酒屋の大将がおじさんの知り合いで、なんとカウンター席に

パソコンを広げてFXしながら、料理を作っていたのです。

そしてかなりの頻度でパソコンを見ては料理を作り、またはタバコを吸い

中々見ない光景でした。

実は後で知りましたが、居酒屋の大将がおじさんのFXの師匠的な方だったのです。

で、実際儲かっていたか？

飲みながらカウンターで大将のパソコンを見てビックリ！！

口座残高：47,500,000円！！！

私は当時、この世界も知ったばかりだし、20代前半で普通に働いていたので

この金額を目の前にしたとき、衝撃を受けました。

しかも実際のトレードの様子も見せてもらい

数分、数秒単位で

数十万動いている・・

1時間くらい経過して数百万、、確か300万くらいだったと思います。

＋300万です。考えられませんでした。

実際に残高5000万超えていた・・・

今でもこの時の事がものすごく強烈に印象にのこっています。

普通に考えたらこのくらいの金額でトレードしたら

そりゃ料理作っている場合じゃない。

気になって気になって落ち着かないはず。

大将はナイトタイムがよく動くからねーとニコニコしながら話していました。

・・せめて居酒屋で仕事している時くらい、トレード止めることができないものかと

内心思いましたが。

今思うと相当のめり込んでいたのがよくわかります。

会話の中でももうすぐに億が見える。

そしたら店やめて専業としてやると言ってました。この時は・・・

その大将はその後どうなったか？想像できますでしょうか？

億稼いで専業になった？？

実は・・・

すべて0どころか、借金

そしてまた借金

やばいところでも借金

（この当時、リーマンショックなどもありました）（追証もありました）

結果

・

・

・

破産しました。

これはだいぶ後になってからおじさんに聞いた話しです。

借金が膨らんでも、資金があればまたすぐに数千万くらいいけると

だからお金貸してと色んな人に声もかけていたようです。

完全にどっぷりとはまり、また、5000万にしたのも僅か数カ月で

だったようで、金銭感覚も完全にマヒしていたようです。

50万とか100万とか借りてもすぐ返せるわいって感じだったでしょうか。

本来は5000万あったら、視野を広げ別のビジネスまたは別の投資

など色々できたはずです。

ここがFXの怖さなのかもしれません。

パソコンの画面上で50,000,000円と表示されても実感ない

ゲームの世界の感覚になるかもしれません。

実際に机の上に現金で50,000,000円あったらと考えないとダメだと

思います。普通に働いて稼ぐと思うと、とんでもない大金ですから。

今思い返すと、おそらくチャート分析や指標のチェックなどしていたようなので

それなりに方向性はわかっていたのかもしれません。

しかもレバレッジ500倍だったので、これで倍掛けのようにうまくいけば

確かに理論上、たった数カ月でも10万から5000万にできたのも、十分ありえます。

あまりに短期間で大金を手にしたので、自分はプロトレーダーだと

錯覚していたのかもしれません。

冷静になれば、本当に完全に先がよめたら

とてつもない金額を手にするでしょう。

世の専業トレーダーもマイナスになることも多々ある。

しかし、いかにマイナスを抑えて着実にプラスを伸ばせるか

自分の資産に対してのリスク管理の徹底をしっかりする。

これは、私がこれまでにたくさんの専業トレーダーの情報を見たり

聞いたりしてそのプロの方々が言っていた言葉です。

実際、身近にFXでこれだけの経験をした人を見て

私が今なぜFXしているか。

また次回お伝えします。